え、貴方の頭の中を理解しろと?

こんばんは。

美容師アシスタントのポンコツです。


今日はお仕事初日のお話を致します。

僕は理容師から美容師へと転職し

10月からお仕事を始めました。

(後々理容師の話も織り交ぜていきます。)


期待と不安で吐き気を催しながら

いざ、出勤。

ビシッと、ジェルでバリバリに固めて

ツヤツヤのオールバックに

やっすいセットアップに身を包み

お店の扉をいざ、オープンナドア

その勢いはメイウェザーの右ストレートを

戒めるような勢いでした。


第一声が肝心。

接客業たるもの挨拶は基本中の基本。

意を決して

「おはょうござぁいやすぅぅぅう」

完全に緊張で声が空回り。


スタッフがそこには4人程

居ましたが、「誰?」みたいな

雰囲気に。

僕自身も「誰?」ってなりましたよ。


そこからは定番中の定番

自己紹介が始まりました。

スタッフみんな定型文ような

挨拶とヒラメの様な斜めから見る様な

目で見ていました。

羞恥心まままマックス。


とりあえず、この雰囲気に慣れなくては

そう思ったのも束の間

「とりあえず、掃除して」

うーん、いきなりアバウトやん。


僕の中では

お店の仕組みやお客様への接客接遇

お店が始まる前にはこういう事をして

などなどetc.

みたいな感じかと思いきや

掃除しての一言。

キリキリ痛む胃にボディーブローを

かまされた気分です。


渡された箒は

髪の毛でパンパンに膨れ上がって

その見た目はまさにでっかいナマコ。


とりあえず、そのナマコの様な箒で

掃除してると

店長から

「そこ、スタッフがもう掃除してるから

A1(席の名前)かたしておいて。」

冷たく、笑顔で伝えてくる。

いや、わかるかい!

100歩譲ってお店の中の席名、掃除手順

物の場所を教えてくれたら

まだいいけど

一切僕知らないよ?

なんて考える暇なく営業開始。


お客様のご来店。

ここでもしっかり挨拶せねば。

そう思い

「いらっしゃいませ!」

大きな声で、理容師で働いてた時の様に

元気に挨拶しましたよ。


お客様もスタッフも

皆んな目が点に。

はい?僕早速地雷踏んだの?

そう思ったその時

アシスタントの女の子が一言。

「挨拶はこんにちはですよ。」

いや、そうだけども。


お客様がご来店した時は

こんにちはって言わなくては

ならないらしい。

いや、知らないよ!笑

何故まずそれを言わない!


美容室あるあるなのか分かりませんが

マニュアルを本当に欲しいと

感じた朝でした。